『災害に備えて』

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『災害に備えて』

こんにちは、看護師の大中です。

先日、台風8号が近畿地方を直撃したことにより避難を余儀なくされた方もいらっしゃったかと思います。

台風により被害を受けた方の1日も早い復旧をお祈り致します。

今回の台風に限らず、災害時には避難が必要になることがあります。

しかしながら、いざ災害が起きてから準備をしようとしても手遅れになってしまう恐れがあります。

そこで今回は災害が起きた際にペットと安全に避難できるよう「日頃の防災対策」についてお話ししたいと思います！

① 避難グッズの準備
「避難グッズ」として予め準備しておくことで、急な災害にも慌てず迅速に避難することができます。

〜最低限揃えておきたいものリスト〜
・少なくとも5日分のフードと水分、食器
・常備薬、処方食
・キャリーバッグやケージ
・首輪、リード
・迷子札、マイクロチップ
・ペットシーツ、排泄物の処理用品
・ペットの写真、鑑札、注射済票
・飼い主さんの連絡先やペットの情報

〜あると役に立つものリスト〜
・タオル、ブラシ
・ビニール袋
・ウェットタオルや清浄綿
（目や耳のそうじなどに利用可能）
・洗濯ネット
（猫の場合は屋外診療、保護の際などに有用）
・ガムテープやマジック
（ケージの補修、段ボールを用いたハウス作り、動物情報の掲示などに利用可能）
・お気に入りのおもちゃなど匂いがついているもの

② 災害に備えたしつけ
多くの人が避難する場所では、スムーズに避難するため、周りの迷惑にならないために日頃からトレーニングしておくことは大切です。

〜しつけの例〜
・「まて」「おすわり」「ふせ」「おいで」などの基本のしつけ
・トイレトレーニング
（決められた場所でトイレができるようにする）
・ケージやキャリーに慣れさせておく
・他の人や動物に慣れさせる

③ 避難場所の確認
避難指示などがでた場合に備えて、予めお住まいの地域のハザードマップを確認し、被害想定を把握して対策することで安全に避難できます。
また、万が一の預け先や避難方法についても話し合っておきましょう。

④ 予防対策
ペットを守るため、感染を広げないために予防は大切です。避難所のように多くのワンちゃんやネコちゃんが生活する場所では感染が広がることが心配されますので、しっかり予防しておきましょう。

〜実施すべき予防内容〜
・狂犬病ワクチン
・混合ワクチン
・ノミ、マダニ、フィラリアの予防

日頃から防災対策することで、予期せぬ災害にも落ち着いて安全に避難することができます。
しっかり準備や確認をしておきましょう！

武庫川動物病院ではパピークラスでのしつけトレーニングや、ワクチンなどの予防対策を実施可能です。

ご希望の方はぜひ当院までご相談ください。

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西宮市近辺にお住まいの方でペットに関してお悩みがございましたらぜひ武庫川動物病院まで！

芦屋市、尼崎市、神戸市、その他の地域の方もご遠慮なくご相談ください！

【西宮市開業獣医師会所属】