『介護と徘徊について』

愛玩動物看護師の酒井です。

 

今回は徘徊についてです。

 

シニア犬、シニア猫の飼い主さんとお話しをしていると、「最近寝てる時間が多くなった」「夜鳴きをする」「徘徊が始まった」と聞くことがあります。

若い時にはとても活動的なワンちゃん、猫ちゃんも歳を取ることで寝ている時間が長くなったり徘徊するようになることがあります。

徘徊をするようになったら以下のようなことに気を付けながら生活しましょう

 

① 昼夜逆転する

昼夜逆転する子は基本的に昼間に沢山寝て夜に動き始めます。

飼い主さんがお仕事されていて昼間にお家にいないことが多い為、昼間に寝かさないようにすることは難しいかもしれませんが、家に帰ってきたらなるべく起こしてごはんを食べさせたり、遊ばせたり、少しの運動をして刺激を与えて夜寝かせてあげましょう。

 

② 狭い隙間に入って抜け出せなくなる

若い時は狭い所に入ってもバックして戻って来られていたのに、シニアになると角に行きたがったり、狭い所に入って抜け出せなくなり吠えていたりします。

そうならないように出来るだけ家具と家具の間をなくしたり、目を離す時は円のサークルを作り歩かせるとどこにもぶつかることはなく歩けます。

 

③ 後ろ足の筋力が低下して歩かなくなる

シニアになると寝る時間も多く、お散歩時間も少なくなり、そのままにしておくとどんどん筋力が落ちてしまいます。

本人は歩きたがるけどふらふらしてすぐによろけてしまう場合は飼い主さんが支えてあげましょう。

車椅子や補助ハーネスを使用するのも1つだと思いますが、ご自宅で簡単に行えるのは長めのタオルを腰あたりに巻いてお腹を支えてあげる方法です。

こうしてあげることで筋力が低下しているワンちゃんでも歩きやすくなります。

タオルを上に引っ張り上げ過ぎてしまうとお腹が圧迫されて苦しくなるので、ワンちゃんの腰が落ちない程度の力で支えてあげましょう。

また、短いタオルを使用した場合には飼い主さんが中腰で歩くことになり腰を痛めやすいのでなるべく長いタオルを使うのがおすすめです。

フローリングで滑ってしまうワンちゃんには床に滑り止めを引いてあげたり、歩くときだけ滑り止めのついた靴下を履かせてあげるのも良いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

介護が必要になる期間は様々です。

どんな些細なことでも大丈夫ですのでいつでもご相談下さいね。

 

 

 

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