『バレンタイン』
愛玩動物看護師の酒井です。
2月14日の今日はバレンタインですね!
1年の中で家に1番チョコレートを置いている数が多い日なのでは
動物がチョコレートを食べてはいけないことを飼い主様はご存知かと思います。
しかし、どれだけ食べたら危険なのか、
そこで今回はチョコレート中毒の症状や中毒量について解説したいと思います。
①チョコレート中毒でみられる症状
チョコレートに使われているカカオに含まれる成分のテオブロミン
軽度の症状としては以下のようなものが挙げられます。
・心臓の鼓動が速い
・嘔吐
・下痢
・水をよく飲む
・興奮して落ち着かない
・高体温
重症の場合、ぐったりしたり痙攣や呼吸困難、意識障害が出て最悪の場合死に至ります。
また、摂取から1〜3日後に膵炎を発症する可能性もあります。
②どのぐらい食べてしまったらチョコレート中毒になる?
中毒になってしまう量は動物の体のサイズやチョコレートの種類によっても変わってきます
ホワイトチョコレートのひとかけらと、
例を挙げると、10kgのワンちゃんでの中毒量の目安は以下のようになっています。
ダークチョコレート:板チョコ 3/4枚
ホワイトチョコレート:板チョコ 218枚
同じチョコレートでもかなり違いますね。
ちなみにこれはあくまで目安であり、ワンちゃんによって中毒になってしまう量は異なりますので、
もしも食べてしまったらすぐに病院に電話して頂き、
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【西宮市 開業獣医師会所属】
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