『ケア(肛門腺絞り)について』
看護師の酒井です。
今回はケアの中でも飼い主様によくご相談をいただく「肛門腺絞り」についてお話ししたいと思います。
犬も猫も肛門の斜め下に匂いの元を溜めておく袋が左右にあります
その袋のことを「肛門嚢」、
※イラスト:アニコム損害保険株式会社様HPより抜粋
よく、「肛門腺絞りは必要ですか?」というご相談をいただきます。
実は肛門腺絞りは全員が必要なわけではありません。
肛門腺は通常興奮したり、排泄時などに自然に排出されることが多いです。
しかしながら、溜まるスピードが早かったり、肛門腺の性状がボソボソしており排出しにくい場合には
溜まりすぎてしまうことがあります。
溜まりすぎはお尻周りの不快感につながり、最悪の場合破裂のリスクがあるため、定期的に絞ってあげる必要があります。
溜まるスピードや性状は多種多様であるため、
また、犬も猫も肛門嚢の中に菌が入ってしまうと炎症を起こして肛門嚢炎という状態になり、治療が必
ちなみにこの肛門嚢炎は肛門腺絞りを定期的に実施していても腸内環境の乱れなどにより発症することがあります。
肛門嚢に異常がみられたときに出る主な症状には以下のようなものがあります。
①お尻歩きをしてる
②お尻周りを舐めている、
③出てきた肛門腺に血が混じる
このような症状がある場合には早めに来院されることをおすす
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