愛玩動物看護師の酒井です。

 

今回はシニア犬のケア、介護についてお話ししたいと思います。

 

我が家の最年長犬14歳7ヶ月（推定）のシドが8月末に体調を崩しました。その時に改めてシニア犬のケアや介護について考えさせられたのでその時にしたことをお話しします。

 

犬の1年は人間で言うと約4〜5年くらいにあたるので14歳は人間でいう70歳。いつ何が起きるか分からない年齢です。

我が家に来た時から心臓が悪かったため、定期的な心臓の検診や血液検査、そして心臓の薬を3種類飲んでいました。

しかし、今回は急な発作や食欲不振がありました。

普段の薬に加えて、発作を抑える薬をスタートしたことで発作は落ち着きました。

 

次に食事です。

自分では水も飲まない、ごはんも食べようとしい状態だったので、少量の食事から水分も一緒に取れるよう、栄養のあるウェットフードをシリンジ（注射器のようなもの）に入れてごはんをあげました。

それを数日間は続け、その後は始めだけシリンジで手伝うと自分でフードボールから食べることが出来ました。

 

嫌がる時に無理やり口にフードを入れると誤嚥してしまうので気をつけましょう。

 

次に徘徊です。

シニアになったら徘徊行動が見られる子がいます。

そしてその行動に悩んでいる飼い主さんも多くいらっしゃいます。

徘徊についてはまた次回お話しします！

 

定期的な健診は大事です。

しかし、いつもと様子が違う？と思ったら些細なことでも構わないのですぐに病院までご連絡下さい。

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