『介護と徘徊について』
愛玩動物看護師の酒井です。
今回は徘徊についてです。
シニア犬、シニア猫の飼い主さんとお話しをしていると、「最近寝てる時間が多くなった」「夜鳴きをする」「徘徊が始まった」と聞くことがあります。
若い時にはとても活動的なワンちゃん、猫ちゃんも歳を取ることで寝ている時間が長くなったり徘徊するようになることがあります。
徘徊をするようになったら以下のようなことに気を付けながら生活しましょう
① 昼夜逆転する
昼夜逆転する子は基本的に昼間に沢山寝て夜に動き始めます。
② 狭い隙間に入って抜け出せなくなる
若い時は狭い所に入ってもバックして戻って来られていたのに、
③ 後ろ足の筋力が低下して歩かなくなる
シニアになると寝る時間も多く、お散歩時間も少なくなり、そのままにしておくとどんどん筋力が落ちてしまいます。
こうしてあげることで筋力が低下しているワンちゃんでも歩きやすくなります。
タオルを上に引っ張り上げ過ぎてしまうとお腹が圧迫されて苦しくなるので、ワンちゃんの腰が落ちない程度の力で支えてあげましょう。
また、短いタオルを使用した場合には飼い主さんが中腰で歩くことになり腰を痛めやすいのでなるべく長いタオルを使うのがおすすめです。
フローリングで滑ってしまうワンちゃんには床に滑り止めを引いてあげたり、歩くときだけ滑り止めのついた靴下を履かせてあげるのも良いです。
介護が必要になる期間は様々です。
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